借金地獄から学んだ“怪しい副業”の見抜き方
こんにちは。34歳で営業職をしている管理人です。
これまでに、投資詐欺や情報商材の購入など、数えきれないほどの失敗をしてきました。最終的に借金は500万円を超え、利息ばかりを返す生活に…。
その結果、精神的にも追い詰められ、債務整理を経験しました。
だからこそ、今は「楽して稼げる」「相談するだけで報酬」
などの甘い言葉を冷静に見極めるようにしています。
今回は最近話題になっている「メールセラピー副業」について
本当に稼げるのか?安全なのか?
私自身の経験と調査をもとに、実態を掘り下げていきます。
メールセラピー副業とは?──“癒やし”を装った新手の副業モデル

まず、「メールセラピー副業」とはどんなものか。
宣伝文句を調べると、次のような内容が並んでいます。
- 「悩み相談のメールに返信するだけで稼げる」
- 「1日1通からでもOK!スマホだけで完結」
- 「在宅でできる心のサポート副業」
- 「あなたの言葉で誰かを救いながら収入に変わる」
一見すると、とても魅力的ですよね。
「話を聞くだけで収入になるなら…」と思う人がいても不思議ではありません。
しかし、こうした文言の裏には、
副業詐欺”によく見られる特徴が潜んでいます。
LINE登録から「給与確定」までの仕組み
実際にネット上の体験談を調べると
次のような流れで勧誘されていることが分かりました。
① 広告・SNSで興味を引く
「悩み相談で稼げる!」「副業初心者でもOK」などの広告をクリックすると、LINE登録を促されます。
② LINEグループへ誘導
「限定メンバー」「残り○名」といった心理的な煽りで、LINEオープンチャットやグループへ招待。
③ “給与確定”の案内
登録直後に「あなたの給与が確定しました!」と表示されるが、受け取るには「契約金」や「登録料」の支払いが必要だと言われるケースが多数。
④ 追加請求・支払い要求
一度支払うと、「振込手数料」「保証金」「維持費」など名目を変えて請求が続く。
⑤ 出金できない・連絡が途絶える
最終的に「口座が凍結した」「審査が通らない」などと言われ、報酬は支払われないまま連絡が取れなくなる被害が多い。
これは典型的な“副業詐欺の構造”です。
つまり、「仕事をする前にお金を払わせる」よう設計されています。
被害報告が相次ぐ!メールセラピー副業の危険な実態
ネット上では、すでに多くの被害報告が出ています。
- 「契約金3,000円を払ったら連絡が途絶えた」
- 「出金条件を満たしたのに、報酬が振り込まれない」
- 「ギフトカード支払いを求められた」
- 「特商法の表記がない」「運営者の住所が存在しない」
Yahoo!知恵袋や消費生活センターには、同様の相談が複数寄せられています。
特に「電子マネーやギフトカードによる支払いを要求される」というパターンは
詐欺案件の典型的な特徴です。
“稼げない構造”の裏側:運営側が儲かるビジネスモデル
一見「相談で稼げる仕事」のように見えますが、実際は違います。
運営者側の“利益構造”を分析すると、次のような流れになります。
| ステップ | 内容 | 運営者の利益 |
|---|---|---|
| 勧誘広告 | SNS・LINE広告で集客 | 登録者の個人情報収集 |
| 登録料・契約金 | 仕事開始の名目で支払いを要求 | 初期収益 |
| 継続請求 | 管理費・更新料などを追加 | 長期収益 |
| 別商材への誘導 | 高額副業コンサルや投資案件へ | 大口収益化 |
つまり、「あなたに報酬を支払うため」ではなく
「あなたからお金を回収するため」に設計されたモデルなのです。
借金経験者として感じる「心理的な落とし穴」

私自身、過去に詐欺的案件に何度も引っかかってきました。
そして気づいたのは、“人の弱さ”を利用する手口の巧妙さです。
- 「誰かに必要とされたい」
- 「誰かの役に立ちながら稼ぎたい」
- 「今度こそはうまくいくかもしれない」
そう思った瞬間に、相手のペースに引き込まれてしまいます。
メールセラピー副業は、まさにこの心理を突いた設計です。
「癒やしの副業」という美しい言葉の裏には、“課金構造”が隠れているのです。
危険な副業を見抜く5つのポイント
もしあなたが「メールセラピー副業」に興味を持ったら
以下の項目を必ずチェックしてみてください。
✅ 契約金・登録料の支払いを要求されないか?
✅ 特商法表記(住所・責任者・連絡先)があるか?
✅ 出金報告や実績者の声が複数存在するか?
✅ 支払い方法がギフトカード・電子マネーではないか?
✅ SNSや口コミで被害報告が出ていないか?
ひとつでも該当すれば、その案件は“危険信号”です。
本当に安全な「メール系副業」はどこにある?
「メールで稼ぐ」こと自体は不可能ではありません。
ただし、正しい仕組みの中で行う必要があります。
例えば──
- クラウドワークス・ココナラなどの実績型プラットフォームで、
悩み相談や文章代行を行う。 - 心理カウンセラー資格を取得して、専門サイトに登録する。
- アフィリエイトやライティング案件として、メール配信を代行する。
これらは報酬ルールが明確で、実際に支払い実績のある副業です。
「匿名のグループLINE」や「特商法表記のないサイト」には
絶対に近づかないでください。
メールセラピー副業の“甘い言葉”に惑わされないで

メールセラピー副業の宣伝は、一見するとやさしく、魅力的に見えます。
しかしその裏には、利用者の「不安」「孤独」「希望」を利用する構造が隠れています。
- 仕事開始前に支払いがある時点で危険信号
- 出金報告がない副業は、ほぼ稼げない
- 個人情報を渡すこと自体がリスクになる
借金地獄を経験した私が最後に伝えたいのは
「本当に安全な副業ほど、派手な広告はしない」ということ。
焦らず、小さく、確実に。
“地味だけど確実に稼げる道”を一緒に歩いていきましょう。